2023年06月21日
北海道最古のかりんとう「中野のかりんとう」と「札幌千秋庵」の2つの伝統から生まれた「銭函金助」。2023年6月29日(木)新発売
北海道でかりんとう専門店として最も歴史があり小樽市民に長く親しまれてきた「中野のかりんとう」と、北海道で101年の歴史をつなぐ和洋菓子メーカー「札幌千秋庵」の2つの伝統から生まれた新商品「銭函金助(ぜにばこきんすけ)」。
「銭函金助」は銭函の地で作られ、薄く軽やかな黄金色のかりんとうの見た目を銭(紙幣)に見立て、昔小樽が鰊(にしん)漁で栄えていた時代への郷愁を感じさせる商品名にしました。

黄金色に輝くかりんとう
伝統の製法から生まれた、こんがりとした焼き色の上に黄金色の蜜をまとった艶やかな板状のかりんとうは、香ばしさと軽い食感、胡麻の風味が合わさった飽きのこない味わいです。蜜に使われている砂糖は北海道産のビート糖(てんさい由来)です。
パリッとした軽やかな食感に、黒胡麻の豊かな風味がよく合います。
「銭函金助」の由来
「銭函金助」は歴史ある「中野のかりんとう」の銭函工場で製造。また、「札幌千秋庵」でかつて「黒助」という黒いかりんとう商品を販売していたことから、銭函で生まれた黄金色のかりんとうとして、「銭函金助」と名付けました。
(C)小樽市総合博物館
銭函の栄華に想いを馳せて
北海道では一大産業だった鰊漁。「銭函」という地名は、鰊漁で栄え、漁家に「銭箱」が積まれていた風景が由来と言われています。
「銭函金助」は伝統を引き継ぎながら、過ぎし日の銭函の栄華に想いを馳せています。

蜜の照りが黄金色の艶やかな「銭函金助」
昔ながらのイメージが強い「かりんとう」を普段は手に取らない方にも、そのおいしさを知っていただきたく、形状・味付け・デザインにこだわった商品に仕上げました。一般的な棒状のかりんとうと異なり、生地を発酵させず、薄く伸ばした後に菜種油で揚げています。パリッと揚がったかりんとうは食感は軽いながらも食べ応えがあり、生地に練りこまれた黒胡麻の風味が後を引きます。形は縦長のものから少し折れ曲がったりねじれたものまで様々です。かりんとう製造においては、棒状の太い商品を製造するメーカーが多い中、「銭函金助」は食感にこだわり薄い板状のかりんとうへ挑戦しています。
「銭函金助」
金助や 過ぎし日に見た 鰊の栄華
【商品概要】
■商品名:銭函金助(ぜにばこきんすけ)
■内容量:1袋 120g
■価 格:390円(税込)
■発売日:2023年6月29日(木)
■販売店舗:札幌千秋庵全店 (※ノースマン大丸札幌店を除く / 現在オンラインショップでの販売は実施しておりません)

かつての銭函の栄華をイメージし、銭が舞う様子とかりんとうの軽やかな食感をモチーフにしたパッケージデザイン
◆参考情報◆
北海道コンフェクトグループ内の2社【北の食品株式会社】と【千秋庵製菓株式会社】による新商品です。
【北の食品株式会社】
1923年(大正12年)創業の中野製菓が手がけた北海道を代表する100年続く老舗ブランド「中野のかりんとう」。現在はその伝統の味を北の食品株式会社が引き継ぎ、製造・販売しています。













